もみじの記録

ある日、腹痛が。そこから治るまでの記録の予定。

診断

2度目の救急へ行った次の日、痛みは昨夜ほどではないものの継続していて朝から病院にいた。
3時間ほど待たされ受けた診察で下された診断は

『膀胱炎』

えぇーーーっ!
膀胱炎ってこんなに痛いの?!しんどいの?!

…恐るべし膀胱炎…
と戦慄していると、慢性の膀胱炎は菌をしっかり殺さないといけないと殺菌剤の説明をし始めた先生。
10日間は必ず飲んでくださいね、とお薬を頂きました。
培養に出しておくからーってことだったので尿を託し帰路につきました。

殺菌剤を飲めば膀胱炎の痛みはすぐになくなると、膀胱炎経験者の家族の話もあり早速飲み始める。


1日経っても痛みは無くならず、2日経っても何も変わらず。
念のためもらった鎮痛剤もまったく効かず、こりゃまいったぞと、またあの痛みが来たらとドキドキしてしまう。
痛みが引かないことと、そもそも頻尿や排尿痛がない膀胱炎なんてあるのか?との疑問もあり、効く鎮痛剤をもらうべく再び病院へ行くことに。
前回とは違う医師に診てもらい、今までの経過と現状の説明をする。
『押すと痛みを感じる部分はやはり膀胱ですね。
頻尿や排尿痛はどうですか?』
と聞かれたので、腹痛の始まりが尿道ギューッだっただけでそんなのはそもそもないです、最初からそうお伝えしてたのですが…と言うと先生もカルテを見て固まっていた。
尿検査の結果も聞きたかったのだが、培養には1週間かかるとの事で後日また行くことに。
ここでなーんか違うなーと思い始める。

膀胱炎以外で可能性があるとしたら何か、また他にかかるとしたら何科がいいか相談したところ、どちらも分からないとおっしゃる先生。
そうなの?
とりあえず別の科に行きたいんだけど、目星をつけて紹介状書いてもらえる?って聞いてみるも、いらないからそのまま行って良しとの事。
そうなの???

投げ出された感に苛まれつつ、どうしたもんかと途方にくれる。

私の内臓達よ次はどこか、と聞いてみる。
痛いのはここだぜと答えてくれる。
お前だけだぜ、私の声を聞いてくれるのは…

なんて孤独ゴッコをし出す。
こんなときは大抵あきらめて内に籠って充電したいとき。
いやいや、痛みはどうにもならんぞと自分を奮い立たせ次の受診先を探し始めた。

実はもっと早い段階で受診すべき科があった。
婦人科だ。
しかし、この街の婦人科はあまり数がなく、うち1つは市立病院。
もう1つは完全予約制の1ヶ月待ち。
あとはやってるのかやってないのか分からないような閑散とした医院のみ。

行きづらく敬遠していたが、行かねばか…。
意を決してとある婦人科の扉を開いた。