もみじの記録

ある日、腹痛が。そこから治るまでの記録の予定。

術前検査

検査前に診察室に行くと、前回の検査結果をどこぞの医療機関の専門医に見てもらったという。

これは、チョコレート嚢腫です。
悪性腫瘍の可能性は極めて低いです。
と書いてあった。
これで安心して手術に望めますね、と先生。

手術は腹腔鏡。
卵巣内に出来た嚢胞を取り出して、癒着してるところを剥がして行くそうな。
病巣のある卵巣ごと取るのかなーと思ったら、ちゃんと機能してるから残すとのこと。
今後妊娠する予定も希望もない私の都合など関係なく、30代には温存を勧めてるそうだ。
取っちゃっていいのになーと思う反面、私の持ってる機能を大切にしてくれてるのだと嬉しくも思った。
人生何があるか分からないものね。
大事にしとこ。

で、いよいよ手術に向けて動き出す。
まずは、ってか、またも血液検査。
5~6本分血液をとり、耳たぶに針をザクッと刺して血を足らす検査。
出ないなぁって言って、適当に終わった感があったけどいいのか?
その後、レントゲンで胸部と腹部を撮影。
心電図は平常時と運動後を測り、肺活量は長ーく吐くのと一気に吐くのをやった。

若いから運動もスムーズだわーとか、優等生だねーと肺活量の数値を誉められた。
若くて健康な証拠っ!
卵巣以外はねっ!
そう思うと、生きていくのには必要のない臓器なんだね、卵巣って。
命には関係のない、可能性の塊や。
そんなことを考えつつ元気に検査を終わらせた。

すでに手術日は1週間後に迫っていた。
仕事やら子供の運動会やら用事が立て込んでいるが何とかなるだろう。
ただただ、この痛みとしんどいのがなくなれば、楽になれる。

早くコイコイ手術の日。